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バングラデシュ🇧🇩 “Rana Plaza 跡に行ってきた”

“ラナ・プラザ (Rana Plaza) 跡に行ってきた”

“ラナ・プラザ (Rana Plaza) 跡に行く”。

 

“Rana Plaza 崩落事故”を、ご存知でしょうか。

 

※詳しくはコチラの記事で、ご覧ください。

 

“Who made my clothes? (24th APR)”

 

(簡単に説明すると、)

2013年4月24日。Rana Plazaというビルが崩落し、何千人という多くの方が犠牲となりました。

 

 

“Rana Plaza”の中には、沢山のテナントが入っていました。商店、銀行など。

 

そしてその中には、複数の縫製工場も。

 

ビルが崩落した直接的な原因は、縫製ミシンの振動と、ミシンを稼働させるための発電機の振動

 

それらの大きな振動にビルが耐えきれなかったことだ、とされています。

 

そして、この事故を皮切りに、

 

“グローバル展開する欧米や日本の大手衣料品業者が、劣悪な労働環境や安価な労働力に依存して、世界中で大きな利益を上げている状況”

 

が、浮き彫りとなったのです。


実際に、行って来ました。

こちらが、事故当時の様子です。

 

 

※事故当時は、朝の通勤の時間帯。Rana Plazaは交通量の多い道路沿いに面して建っていたため、ラッシュアワーとも重なり、多くの人が巻きこまれる大惨事となりました。

 

そして、Rana Plaza跡。

 

現在の様子をお見せします。

 

こちらです。

 

 

ただの空き地になっているんですね…

 

かつて、この場所に再び建物をたてる計画が、あったそうです。

 

しかし、バングラデシュ史上最大の産業事故を風化させてはいけない、あの事故を決して忘れてはいけないという思いから、事故の犠牲者達やその家族の大反対にあい、その計画は頓挫させられたそうです。

 

そして。

 

Rana Plaza跡の前の小さな空き地には、当時の犠牲者を悼む碑があります。

 

 

「2013年4月24日に起きたRana Plaza崩落事件の、犠牲者達はここにいる。決して忘れない。」と、碑に刻まれています。

 

 

その横には、労働者結託の碑もあります。

 

 

碑に腰掛けているおばあさんは、Rana Plaza崩落事件で家族を亡くしたと話していました。

 

私がここに行ったのはたまたまメーデー(労働者の権利を主張する日)。

 

このおばあさんの他にも何人か地元の方が集まっていて、当時の惨事や今後この国がどうやってこの問題に向き合っていくかということを、熱く語り合っている姿が印象的でした。

 

周りには、当日の様子を生々しく写した写真。

 

 

本当に生々しいです。写真をそのまま写すのはちょっと憚られます。それほどの状態です。ちょっと言葉で説明しますと…

 

崩落したビル、コンクリートのがれき、当時作られていた洋服、それらがごちゃごちゃに混じりあって、さらにその中には亡くなった人や、人の切断された部位なども混じっている…地獄絵図です…

 

目を背けたくなるような様子。

 

でもそれは数年前に、まさに私が立っている場所で起こったのだと思うと、身の毛がよだちました。でもそれが現実。

 

「Rana Plazaの悲劇、多くの犠牲者。決して忘れることのないよう、この場所はいつまでもこのままであり続ける。」

 

現地の人が、そう教えてくれました。

 

 

*Attention:

首都ダッカから、車で約1時間半のSavar(サバール)という場所にあります。ご興味ある方へ、具体的な道順などお伝えすること出来ます。ご一報ください。


事故後。バングラ🇧🇩や、世界中🌎で、始まったこと。

Rana Plazaの事故を皮切りに、グローバル展開する欧米や日本の大手衣料品業者が、劣悪な労働環境や安価な労働力に依存して、世界中で大きな利益を上げている状況が浮き彫りとなっていきました。

 

それを受け、バングラ🇧🇩や世界中🌎で、“Fashion Revolution”という大きなムーブメントが始まったのです。

 

 

今まで大きな利益を上げて来たブランド側に対して訴えかけるムーブメントとなっているので、影響力がかなりあります。

 

そして、Rana Plaza事故の当時と比べると、ブランド側の透明性を求める圧力が強くなっているのかな…と感じます。

 

 

状況が改善されたとはいうものの…まだ水面下では、劣悪な環境下で労働させられている人達が沢山います。

 

そのような状況を改善しないブランド側が悪い?ブランド側に安価な商品を求める消費者側が悪い?…と。どうやら、簡単には解決できなそう。。。

 

アパレル業界の孕む問題を認識している人(つまり、私たち!!)に、今すぐにでも出来ることは…「あるモノを大切に使う」という、非常にシンプルなことに尽きるのかも知れません。

 

アパレルを通して、少しでも世界を良くするために。

 

自分と世界との関わり方を模索しつつも、確実に前へ進んで行きたいと思います。


Rana Plaza跡に行くことが、メイン目的。ナゼ?

Rana Plaza跡に行くことは、今回のバングラ🇧🇩渡航のメイン目的でした。なぜか、といいますと。“Rana Plaza 崩落事故”は、私の人生を変えたからです。

 

人生を変えた場所に、行きたい。シンプルな理由。

 

2013年4月24日、当日。初めてこの事故をニュースで見て、衝撃を受けました。(今でも見るたびに胸が痛む、その時に見た犠牲者の写真。。。ここへの掲載は、やめておきますね。。。 )

 

犠牲者の写真を見て…ビルが崩落した写真を見て…ただ事ではないと感じ、事故に関して深く調べていきました。

 

すると、私が普段身につけている洋服が生産される環境に問題がある、そんな事実が分かって来たのです。

 

 

「この事故。きっと私は、長い時間をかけて絡むことになる。」その直感を信じ、アパレル業界に入りました。

 

 

この業界が孕む問題。

 

目を背けたくなる様なこともありますが、現実から逃げてはダメだと日々痛感します。


追記: 実際に行って、改めて誓ったこと。

Rana Plaza跡に行く。

 

行くと決めたものの…実はすっごく怖かったんです。

 

その場所で多くの人達が犠牲となったし、今でも尚、事故を皮切りに問題と認識され始めたことが全く解決していないから。

 

本当に、すごーく怖かった。でも、「逃げちゃだめだな。」って。だから、勇気を振り絞って、行ってきました。

 

現場で感じた雰囲気は、すごく独特。何て説明すれば良いのかな。殺伐とした…殺気立った…凄く冷たい雰囲気。少なくとも、ずっとトリハダが止まらなかった。

 

跡地の周りでは、沢山の人がふつうに生活を営んでいて。

 

商店やご飯屋さんも沢山あるし、道路は相変わらずカオスでクラクションうるさいし。

 

でも、跡地の前を通る人誰もがここは”Rana Plaza跡地”ということをしっかりと認識している様子。

 

ここで、沢山の人が犠牲になったんだなって、記憶している。

 

そんな中、現地人が沢山いる中、外国人の私がポツンと行ってしまったもんで、すごい目で見られた。ここに何しにきたの?って言われているような感じ。

 

怖かったけど…現地人にはすごい目で見られたけど…けど、本当に行って良かったと思う。画像や映像だけでは伝わらないものを、沢山感じることが出来たから。

 

そしてそして。

 

改めて誓ったこと。それは「アパレル業界の孕む問題に、ちゃんと向き合おう。」ということ。

 

この問題に「向き合わない」ことなんて、簡単。でも、それだと、世界中🌎のどれだけの人が、苦しみの中に犠牲となって行くかなんて、未知数。

 

それはちょっと耐えられない。

 

いま置かれている環境に超絶感謝をしつつ、現実を目の前で目撃しつつ、自分にできることを突き詰めていこうと思います。


バングラデシュ🇧🇩は、とんでもない国でした!

【編】でまとめています!ご覧ください!

【~メイン目的編~】
“Rana Plaza跡に行く”
“Grameen Uniqloに行く”
“ベンガル人の生活を見に行く”

【~特別見学編~】
“現地の学校”
“現地の病院”

【~行ってみました編~】
“ダッカ国際空港”
“旧市街 (Old Dhaka)”
“ダッカ駅”
“バザール (市場)”

【~しちゃいました編~】
“バングラでマッサージしちゃいました!”
“Jamuna Future Park (ショッピングモール)で、お買い物しちゃいました!”
“市民の足、リキシャー/CNGで、移動しちゃいました!”

“バングラデシュ🇧🇩 “Rana Plaza 跡に行ってきた”” への 7 件のフィードバック

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