マイオピニオン

失われた¥8,600のゆくえ 2

服を買う、ということ

安く買えればそれに越したことはないのかもしれない。

 

安く手に入れるために、SALEを待っている人がいるかもしれない。

 

かもしれないが多いかもしれない。

 

でも。安ければ良いのか?

 

「お客様の”幸せ”=”安さ”」なのか?

 

 

(カンボジアの市場で売られている服。大手海外ブランドの横流し品!?)

 

 

(トップスが2-4ドル、ボトムスは8-10ドルくらい。やっす。)


幸せな買い物って何だ。

想像してみよう。

 

想像①「ステキな店員」からの接客

 

想像②「限定品」の購買

 

想像③「トレンド商品」の購買

 

パッと思いついた想像①②③を、とりあえず挙げてみた。

 

(マネージャー時代も、スタッフと一緒に、ナゼ売れたかナゼ売れなかったか、ということを、よく論議したなあ。)

 

ただ。すごい簡単に否定できるぞ①②③。


まず、想像①「ステキな店員」からの接客

 

トツゼンですが、これ知ってますか。

“声かけ不要バッグ”

https://www.fashionsnap.com/news/2017-05-25/urban-research/

 

要は、「私一人で買い物したい。だから店員さん、私に声掛けないで」という意思を表示するバッグ。URB*N R*S**RCHが試験的に導入しているバッグ。

 

s…sh…衝撃。

 

導入開始当初は、アパレル業界全体が結構ザワついた模様。どうですか。

 

で、こないだ都内のURでワタクシ自ら使ってみましたけど…どことなく店舗内に居辛かったし結局何も買わず出て来ちゃった。私はね、使い辛かった。でも、有難いって思う方も沢山いると思う。意見は、十人十色ね。

 

 

そんなこんなで、「自分一人で買い物したい」という方もいる。(あるいは、ユニ○ロやZAR*が日本で売れる理由は、そこかも知れない。)

 

となると、店員の接客力がスベテという訳ではなさそう。


続きまして、想像②「限定品」の購買

ニホン人は、「限定」とか「今だけ」とか「最後のひとつ」とかに弱いアルヨ。

 

私も、マネージャー時代によく使いました。限定感を出して、お客様の購買意欲を引き出す、ということを。

 

確かに。限定感が功を奏すこともある。

 

でも①と一緒で意見は十人十色。限定じゃいらないですって方、いるんですよ。

 

協調性を重んじるニホン人は、服装も協調性を重んじるのでしょか(ユニ○ロが売れる理由は、ココにもあると考えています)…

 

(この感じ。「ああ、私の他にも、私と同じ服を来ている人が沢山いるんだ。」という、安心感。協調性。ハーモニー。あるいはね。)


そして、想像③「トレンド商品」の購買

シーズンごとに、ブランドごとに、トレンドがあるわけだけど…

 

全人口の中で、トレンドを求めている層が、トレンドセッターが、どれ位いるかっていうこと。

 

そりゃ、アパレルブランド側としては、トレンド商品を打ち出します。いやいや、打ち出しまくりまくりますよ。大量に店頭に並べますし、大量に生産発注をかけているはずです。

 

ただ、トレンドセッター達が情報発信をする一方で…

 

私を含めた、トレンド自体に対してはあまり興味のない人達にとっては、トレンドだろうとそうじゃなかろうと、店頭に打ち出してあって良さそうだったら買う訳ですよ。で、気付いたら「ああら、コレはいまのトレンドだったのね。確かに街中で見るわ。」ということになる訳です。

 

これも、①と②と一緒で、スベテの人に対するアプローチはできない。


ちなみに。。

トレンドと言われる商品が店頭に並ぶまでには、ブランドごとに時差があります。

 

世界最速と言われているのはZAR*です。ZAR*好きにはアルアルですけど、去年(2016SS)買った服が今年(2017SS)流行ってる…的な。ありますでしょ。それには、ZAR*を筆頭ブランドとしたINDIT*X社のやり方に秘密があります。それは、おいおい。


お客様一人一人が、求めるものが違う。

求めるものも違うし、求める買い方も違う。

 

買うもの、買い方、そして…着方。

 

求めるものが十人十色。万人全員にウケる方法っていうのはナイと思うけど、万人ワリと全員にワリとウケる方法っていうのは、あると思う。

 

消費者一人一人の購買活動の変化がワリと積もれば、ワリとセカイを変えることができると思う。うん。思うなー。

 

皆が本当の意味で”幸せ”な買い物をできるように。したいな。


相当余談だけど。

最近ね。Fast Fashionが時代遅れになった夢を見たんですよ。

 

えーまだそのブランドの服着てるんだ、懐かしいねー、あの頃は買ってたね、みたいな夢。すごいリアルだった。

 

Fast Fashionがなくなればいいなんて、思ってない。

 

ただ、ゆっくりゆっくりゆっくりと…終焉を迎える方向に持っていきたいなと思う。これも、おいおい。

 

そうなるといいなあ。

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